2015年9月9日水曜日

赤沼伝説


昔むかし、女神様がおられるという蓼科山の麓の赤沼(女神湖)にとてもいたずら好きな河童が住んでおったとさ。「かわたろう」という名のこの河童、人間の童子に化けては鈎引石に座り込み、通りがかりの
旅人に「鈎引きしねえか?」と声をかけて力比べをしたがるんだとよ。

あるとき、諏訪の頼遠という大力無双の勇士が通りかかると、いつものようにかわたろうは石の上から手をだしたんだと。頼遠はこの河童の悪さの噂をきいてい たので、乗っていた馬の上から手を出し、かわたろうの手を握ると一気に駈けはじめちまったんだと。声も出せずに引きずり回されるかわたろうを頼遠が一里 (4キロ)ほど走ったところで見ると、頭の皿の水が乾きかけてぐったりしちまってたんだと。かわたろうは死にそうにな声で「命をお助けくださるなら今夜半 にこの地から去ります。」と涙ながらに訴えたと。頼遠は哀れな河童を許してやることにしたんだと。

翌日、頼遠が赤沼にもどってみるとおかしなことに沼の水は一滴もなくなっていたんだと。同じころ、和田宿も裏山に一夜にして突然大きな池ができていたもんで村中大騒ぎだったんだとさ。人はその池を「夜
の間の池」とよびかわたろうはこの池で静かに暮らすようになったとさ。そして赤沼には鈎引石だけが残り沼の葦もこのときから穂をつけなくなったそうな。

現在でもかわたろうの座っていたと言われる「鈎引石」は残っています。バス停のよこにあります。

女神平ー仙人


鍵引石とカッパの河太郎のおはなし

 鍵引石・・・女神湖畔県道40号線に近いところにある石で、雨堺峠を越す旅人が、家族の安全や健康を願い石の上で神様の降臨を願って祈りをささげたと思われます。この頃、女神湖は今の姿ではなく赤沼と呼ばれた川の一部でした。
ここにはカッパの河太郎の伝説があります。むかし、この石にはひとりの子供が腰かけていて、通る人に「かぎ引きしない?」といって、指をかぎにして出すのでした。可愛い顔をした子供でしたからたいがいの旅人は、指をからませて、石の上の子供とかぎ引きを始めました。ところが、この子供の強いこと!からんだ手を離さずそのまま赤沼の池に引きこんでしまうのです。こうして、子供に池に引きこまれた者が何人になったでしょうか。村人たちは「あの子供に見えるのは、実は赤沼のぬし、河太郎というカッパだ」と言い始めました。このことを聞いた、諏訪に住む諏訪頼遠(すわよりとう)という力持ちのさむらいが、「よし、おれが退治してやろう」と、馬にまたがり峠を登りました。すると、話に聞いた通り、石の上に可愛い子供がいて、「かぎ引きしない?」といって手を出しました。頼遠は、(ははあ、話通りに出たな!)と思い、「いざ参ろう」といって、馬の上から手をのばし、河太郎の中指にかけてギューと握りしめると同時に、馬に鞭をくれて一気に駆けだしました。さすがの河太郎も馬に引きずられてはかないません。頼遠に指を握られたまま、石ころだらけの峠道を引きずれられ、あまりの痛さに元のカッパの姿に戻った河太郎は「もうし、命だけはお助け下さい」と馬上の頼遠にたのみました。そこで頼遠は、馬をとめていいました。「お前はずい分いたずらを働き、人を沼に引きずり込んだそうだが、もう決して悪いことはしないと約束できるか?」河太郎はひざまずき、「もう二度と悪いことはしません。命だけはお助け下さい」とあやまりました。そして、「命を助けてくださるなら、今夜のうちにここを立ち去ります」とたのんだので、頼遠は許してやることとしました。河太郎はびっこを引きながらトボトボと池の方に戻って行きました。その翌日、村人たちが目を覚ますと赤沼の水がすべてなくなり、和田の宿の山沢に大きな池ができ、この池ではカッパが悪さをすることも無かったそうです。は多分、日本一でしょう。

ある学生が陸上部の合宿で女神湖に訪れた時たまたま女神湖の

ボートに乗った時足が速くなるように願ったそうです。

すると本当に早くなったそうです(^◇^)!!

いま流行りのパワースポットとも呼ばれ河童のおかげ?!

なのかもしれません♪♪

信じるか信じないかはあなたしだいです(^_-)-☆

そんな女神湖もすっかり緑にかこまれ一周2kmと

お散歩にもジョギングにも最適です。

そして、最後は女神湖センターでソフトクリーム食べたら

最高ですよ。

伝説の河童を見つけにぜひお越しください。
http://colosseum.jp/blog/2013/05/20/%E5%A5%B3%E7%A5%9E%E6%B9%96%E6%B2%B3%E7%AB%A5%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E2%98%86%E2%98%86/



女神湖の河童伝説

この地が立科村赤沼平と呼ばれていた頃、赤沼池(現在の女神湖)に河童が住んでいた。 この河童は、石の上に座って人が通ると小指を引っ掛けあって引っ張る鍵っ引き(力比べ)を挑んだ。 河童の力は強く、大抵の人は負けて有り金を全部取られたり、沼に引き込まれてたり、肝を抜かれたりした。

この悪さをする河童のうわさを聞いた侍が、河童を退治し、命を救う代わりに赤沼池を出ていくことを約束させた。しばらく後になって、和田村に突然池が出来た。この池で河童を見かけたという村人が多くいて、この池は何時しか赤沼池の河童が一晩で作った池、夜の池と呼ばれるようになった。
http://futsuo-holiday.com/pages/side-trip/nagano/lake-megami.html

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